仮交際の正しい断り方とは? 仮交際を終了するポイントやマナーについて解説
結婚相談所で活動をスタートし、「仮交際に進んでみたものの、どうも相性が合わない気がする…」と感じることもあるかもしれません。
結婚相談所での婚活において、仮交際では複数の人と同時にお付き合いが可能なので、交際を続けるべきか終了するタイミングは誰にでも訪れます。
しかし、仮交際を終了するのは簡単な決断ではなく、お断りすることへのためらいを感じる方も多いでしょう。
仮交際の断り方には一定のルールがあり、自分流で進めるのは避けた方が良いです。
トラブルを未然に防ぐためにも、適切な別れ方やタイミングを理解しておくことが大切です。
そこで今回は、仮交際の断り方や避けるべき行動について詳しく解説します。
仮交際終了になる主な理由
まずは仮交際が終了になるときによくある理由についてご説明します。
よくある理由を知っておくと、婚活を進める際のヒントになるかもしれません。
ぜひ参考にしてください。
お相手との恋愛や結婚をイメージできない
お相手との恋愛や結婚の未来をどうしても思い描けず、仮交際が終了となるケースが多いです。
婚活の最終目標は、当然「結婚」です。
デートで一緒に過ごしているのに、結婚して家庭を築く姿を想像できないのなら、そのお相手とは将来を考えにくいかもしれません。
また、お相手を恋愛対象として見ることができない場合もあります。
恋愛感情があれば「もっと一緒にいたい」「お相手のことをもっと知りたい」といった気持ちが自然に湧いてくるものです。
しかし、同じ時間を過ごしてもそんな感情が生まれず、居心地が悪く、楽しさを感じられないのであれば、恋愛に進展するのは難しいかもしれません。
一緒にいても会話が盛り上がらず楽しくない
一緒にいるのに会話が盛り上がらず、楽しさを感じられないために仮交際が終了することがあります。
お相手が結婚に対してあまりにも必死で、必要以上に前のめりな姿勢を見せると、逆に引いてしまうこともあります。
婚活は結婚相手を見つけるためのものですが、目の前のお相手を大切にできない人には失望を感じてしまいますよね。
また、自分の話ばかりするお相手だと、会話がかみ合わずに楽しくないと感じることもあります。
やはり、一緒にいて楽しさを感じることは重要なポイントです。
価値観(結婚観)が合わない
物事の見方や考え方において価値観のズレや違いがあることもあります。
たとえば、金銭感覚、仕事に対する姿勢、親との関係、休日の過ごし方などがその例です。
また、結婚に対するイメージや理想、ライフスタイルに関する希望が合わないことも考えられます。
価値観は話し合いによって調整できることもありますが、お相手が歩み寄る意欲を示さない場合や、自分がどうしても妥協できないポイントがあるときには、別れることを考えた方が良いかもしれません。
タイミングが合わない
頻度(タイミング)には「連絡の頻度」と「会う頻度」の2つがあります。
連絡頻度が原因で仮交際が終わってしまうこともあります。
たとえば、LINEを送っても返信が1日後になるなど、反応が遅すぎるとお相手の気持ちが冷めてしまう可能性があります。
忙しいときには「今日はLINEが遅れるかもしれない」と伝えておくと、お相手は安心するものです。
私は特別な用事がない限り、少なくとも1日1回はLINEをすることをおすすめしています。
また、最も重要なのは「会う頻度」であり、会うタイミングがなかなか合わない場合には、交際が終了することも少なくありません。
私服のセンスにがっかりした
仮交際終了の理由として意外と多いのが、私服に失望してしまうというケースです。
お見合いの際は、お互いにフォーマルな服装をしているため、私服とは印象が異なります。
デートで初めてお相手の私服を見たとき「あれ?」と感じることがあります。
スーツでより魅力的に見えるのに対して、私服が好みに合わないと、そのギャップが大きく感じられることがあります。
この問題は、お相手が服装を変えることができるかどうかを見極めることで解決できますが、これを判断するのが難しいと感じる方もいるかもしれません。
生理的に無理
食べ方が汚い、あるいはどうしても気になるニオイなど、生理的に受け入れられない要素が理由で別れるケースもあります。
気になる部分を無視して結婚しても、時間が経つにつれてストレスが増すことは避けられません。
どうしても生理的に合わないお相手とは、早めに交際を終えるのが賢明です。
他の人と真剣交際になった
結婚相談所のルールとして、他の人と真剣交際に進むことになった場合は、それ以外のお相手との仮交際は終了しなければなりません。
仮交際では複数のお相手と関係を持つことが許されていますが、真剣交際に進むことができるのは一人だけです。
したがって、他の人と真剣交際を始めることが決まった時点で、必然的に仮交際は終了する必要があります。
仮交際を終了する際のルールとマナー
仮交際を終了する際には、守るべきルールとマナーがあります。
単にLINEをブロックして関係を終わらせるような方法は避けるべきです。
お相手の気持ちを考え、丁寧にルールとマナーを守って進めることが大切です。
1回は必ずデートをしなければならない
仮交際が成立した場合、必ず1回はデートをするというルールがあります。
つまり、仮交際を終了しようと考える場合は、最低でも1回以上のデートを重ねていることが前提です。
この「1回はデートをする」というルールは、各相談所が所属している連盟の規定でよく見られ、デートを一度も行わずに仮交際を終えると、違約金が発生することがあります。
理想としては、仮交際が始まってから1週間以内に初デートを実現することです。
日程が合わない場合でも、できるだけ2週間以内にはデートを行うように心掛けましょう。
デートを早めにしないと、仮交際に進んだ際の期待感が薄れ、時間とともに興味が冷めてしまう可能性があるからです。
仮交際を終了するときには担当の婚活カウンセラーに相談する
仮交際を終了する際には、必ず結婚相談所の婚活カウンセラーに相談しましょう。
お相手の気持ちを考えると、仮交際の終了を伝えるのは心苦しいものですが、基本的には担当の婚活カウンセラーがその役割を担ってくれます。
したがって自分で相手に直接伝える必要はありません。
担当者を通じて、スムーズに終了の意思を伝えてもらうことができます。
仮交際を終了すると同時にお相手の連絡先を削除する
仮交際を終了する際、担当の婚活カウンセラーにその旨を伝えたらすぐにお相手のLINEをブロックし、連絡先を削除する必要があります。
仮交際が終わった後にお相手と連絡を取り合うことはルール違反です。
特に、結婚相談所を介さずに個人的にやり取りを続けると、思わぬトラブルに発展する可能性もあります。
トラブルを未然に防ぐためにも、仮交際が終了した後は一切の連絡を避け、お相手の連絡先は削除しておきましょう。
仮交際を断る時の3つのNG行動
仮交際を断る時に気をつけたいNG行動は主に次の3つです。
自分でも無意識のうちに取ってしまいがちな行動なので注意しましょう。
自然消滅を狙う
断るのが申し訳ないと思って、お相手や婚活カウンセラーに連絡せずに自然消滅させるのは避けるべきです。
意図的な自然消滅は、お相手の期待や時間を無駄にする非常に失礼な行為です。
たとえ伝えづらくても、その時点でしっかりと断ることがお相手のためにもなります。
お相手の出方を待つ
モヤモヤを抱えながら、「お相手の方から断ってくれたらいいな」と待っているのは良くありません。
デートを重ねるごとに関係が深まり、お相手の気持ちも強まる可能性があります。
もし断る意志が定まっていなくても、婚活カウンセラーに相談することで適切なアドバイスを受けられます。
事態を受け身で放置せず、積極的に状況を改善するための行動を起こすようにしましょう。
お断りを直接お相手に伝える
多くの結婚相談所では「仮交際を終了する際は担当の婚活カウンセラーを通す」というルールが一般的です。
誠意を示すために直接別れを告げる必要はありません。
お相手が交際を続けたいと思っている場合、感情が高ぶってトラブルになるリスクも考えられます。
仮交際を終了する前にその理由をしっかり考えてみよう
仮交際を終了したいと思っていても、実際にそれが正しい選択かどうか迷うことがありますよね。
そんなときは、なぜ終了したいのか、その理由を一度整理してみましょう。
終了したい理由が明確になれば、仮交際を続けるべきか終了すべきか、より判断しやすくなるはずです。
お相手と一緒にいて居心地はどうかを考える
居心地の良さは結婚生活において非常に大切な要素です。
結婚後は多くの時間を共に過ごすことになるため、一緒にいる時間が心地よければ、長い結婚生活も幸せなものになるでしょう。
しかし、仮交際の段階でお相手と一緒にいると何かしっくりこないと感じる場合、将来の結婚生活に対する不安が生まれることもあります。
その違和感がどのようなものかを言葉にすることも重要です。
お相手との居心地の良さは、仮交際を続けるべきかどうかを考える際の重要なポイントとなります。
何を不満に思っているのか言葉にしてみる
なぜ仮交際を終了するべきか迷っているのか。
それは満足感が得られず、何かしらの不満があるからこそ、そんな気持ちが生まれているのではないでしょうか。
まずは、どのような不満があるのか、自分の気持ちと向き合うことが重要です。
漠然としたモヤモヤを言葉にしてみると良いでしょう。
もし言葉にできない場合は、担当の婚活カウンセラーに相談するのも一つの方法です。
「私服が自分の好みじゃなかった」「楽しむポイントが合わなかった」「見た目が気に入らない」といった具体的なことでも大丈夫です。
自分の中で引っかかっていることを一度言葉にして考えてみてください。
そうすることで、お相手のどの部分に不満を感じているのかが明確になるでしょう。
自分の気持ちとしっかり向き合ってみると、実は仮交際を終了する必要がないこともあるかもしれません。
迷っているからといって連絡を無視するのはNO
仮交際を終了するかどうか迷っているからといって、お相手からの連絡を無視するのは避けるべきです。
突然連絡が途絶えると、お相手は不安を感じてしまいます。
また、あまりに連絡が取れなくなると、お相手から仮交際の終了を言い出される可能性もあります。
仮交際を修了すべきか迷っている場合でも、まずは連絡を取り続け、担当の婚活カウンセラーに相談するのが良いでしょう。
仮交際を終了する意思が固まったら、担当の婚活カウンセラーに連絡をしてから連絡を止めるようにしましょう。
迷う場合はまず担当の婚活カウンセラーに相談しよう
仮交際を終了するべきか悩んでいるときは、迷わず担当の婚活カウンセラーに相談しましょう。
自分一人で考え込んでいると、気持ちが堂々巡りしてしまい、決断に踏み切れないこともあります。
婚活カウンセラーは婚活のプロなので、気持ちを打ち明けることで自分の心を整理でき、また適切なアドバイスをもらえるかもしれません。
第三者に話すと気持ちがクリアになりやすいものです。迷ったときこそ、婚活カウンセラーを積極的に活用するべきです。
仮交際のベストな断り方
仮交際を終える際の最もスムーズな方法は、「仲人・婚活カウンセラーに終了の意思を伝え、お相手との連絡を断つこと」です。
お断りを自分で告げるのは負担に感じるかもしれませんが、先述した通り、結婚相談所では担当の婚活カウンセラーがその役割を代行してくれるため安心です。
お相手に対する配慮として、終了の理由をカウンセラーに伝えておくと良いでしょう。
たとえば、「デートは楽しかったけど少し強引さを感じ、会話も自分中心で相性が合わないと感じた」「もっと活動的で趣味を共有できる人と結婚したいと思っていますが、何度かお会いして価値観の違いを感じました」といった具体的な理由を伝えるようにしましょう。
また、一緒に感謝の気持ちを伝えることも可能です。
お断りの理由を整理することで、自分が求めるお相手の条件もさらに明確になるはずです。
仮交際終了の意思を担当の婚活カウンセラーに伝えたら、すぐに着信拒否やLINEのブロックを行いましょう。
お相手に意向が伝わるまでの間、連絡が来る場合もあるため、きっぱりと対応することが大切です。
仮交際を断る最適なタイミングは?
仮交際を終了したいと感じたら、できるだけ早めにその意思を伝えることが大切です。
先延ばしにすると、相手の貴重な時間を奪ってしまうことになりかねません。
1回目のデート後は早い?
1回目のデート後に仮交際の終了を伝えるのは、決して早すぎるわけではありません。
お見合いのときには緊張して見えなかった部分が、デートでより明確に感じられることもあるからです。
実際に仮交際が始まっても、1~2回のデートで終了することが多いです。
そのため、交際終了のタイミングについて過度に気にし過ぎる必要はありません。
直近にデートを約束している場合は注意
仮交際終了のタイミングは特に決まっていませんが、デートの当日や前日の夕方に交際終了を伝えるのは避けましょう。
結婚相談所では通常、担当の婚活カウンセラーを通じてお相手に連絡されますが、あまりに直前の連絡は、お相手と相談所に良い印象を与えません。
先にも述べましたが、お断りの連絡をお相手に直接伝える必要はありませんが、やはりお互いの礼儀は大切です。
デートの予定がある場合は、日程に余裕をもって終了を伝えるように心がけましょう。
逆にお相手から終了を告げられた場合はどうする?
ここまで自分から仮交際の終了を申し込むケースについて解説してきましたが、当然ながらお相手から仮交際の終了を告げられることもあります。
仮交際中の別れは珍しくないとはいえ、やはりお相手から終了を告げられると、少なからずショックを受けるものです。
その際にどのように対処し、気持ちを整理すればよいのか、2つの考え方をご紹介します。
真摯に受け止めて反省・改善する
仮交際の終了を受け止め、次のステップにつなげるためにも、お断りの理由を参考に分析や改善に役立てましょう。
終了の際に担当の婚活カウンセラーからお相手が挙げたお断りの理由を伝えられることもあります。
すべての理由が分かるわけではありませんが、自分の課題や改善点を知る機会にすることも大切です。
仮交際の終了は、自分の婚活を振り返る良いタイミングでもあります。
お断りの理由に真摯に耳を傾け、必要な改善を意識してみましょう。
次の出会いに活かすために前向きに受け止めることで、その後の婚活がスムーズに進む人も多いです。
仮交際終了はよくあることと割り切って落ち込まない
仮交際の終了は結婚相談所の婚活では当たり前にあることです。
複数の方と仮交際ができる段階から、1人に絞る真剣交際へと進む際には、真剣交際のお相手以外とはお別れをすることになります。
これは誰もが経験するプロセスの一環なので、必要以上に落ち込むことはありません。
婚活には新しい出会いもあれば、別れもつきものです。
仮交際の終了もその一つの過程ととらえて、前向きに進んでいきましょう。
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今回は仮交際の断り方や避けるべき行動などについて解説しました。
結婚相談所の婚活において、仮交際の終了はよくあることです。
お相手に終了を伝えることも、反対にお相手から終了を伝えられることも、ごく自然にあることだと認識しておきましょう。
仮交際の終了は間違いなく全員が通る道なので、あまり深く考えすぎないことが大切です。
「お互いに前を向いて次に進む」という気持ちを持って、進んでいきましょう。
また、仮交際を終了するべきか悩むときには、1人で悩んでいるよりも、結婚相談所の婚活カウンセラーに相談したほうが解決しやすいです。
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