欲しい?欲しくない? 結婚前に話し合いたい「子ども」についてのポイント

結婚を考えるとき、「子どもはどうする?」という話題は避けて通れません。
「欲しい?」「何人くらい?」「育て方は?」など、いずれも大切ですが少し切り出しにくいテーマでもありますよね。
しかし、この話をあいまいにしたまま結婚すると、「こんなはずじゃなかった」とすれ違いが起こるかもしれません。
子どもを持つかどうか、タイミングや人数、育て方の考え方は、夫婦の未来に大きく関わることだからこそ、できるだけ早めに少しずつ話し合っておくのが安心です。
この記事では、結婚相談所で婚活をしている方や、これから始めようと思っている方たちに向けて、「子ども」に関する価値観のすり合わせ方をわかりやすくご紹介します。
話し合っておきたい5つのテーマや、価値観の違いをどう埋めるか、婚活中に上手に伝えるコツもお届けします。
結婚前に「子ども」のことを話し合うべき理由

「子どもは授かりものだから、できてから考えればいいかな」
「いきなり子どもの話なんて、ちょっと恥ずかしい…」
そう思う方も少なくありません。
でも実は、結婚前に子どもについて話しておくことはとても大切なこと。
というのも、「子どもを持つかどうか」は、これからの人生設計に深く関わってくるからです。
子ども観は生活スタイルすべてに影響
子どもがいるかどうかで、仕事やお金の使い方、住む場所や暮らし方は大きく変わります。
もし結婚後になって「子どもは当然ほしいと思っていたのに、お相手はそうじゃなかった…」とわかったら、大きなすれ違いになるでしょう。
実際、結婚相談所でも「子どもに対する価値観のズレ」で婚約が白紙になったり、結婚後にケンカが増えてしまうこともあります。
話し合うことで見える「関係の質」
「いきなり子どもの話なんて、重たくないかな…」と感じるのも自然なことです。
でも、本気で結婚を考えているからこそ、早い段階から本音を話したいと考える人も多いものです。
実際には、お見合いや数回のデートの中で自然に話題に出すカップルも多く、女性から切り出すこともよくあります。
このテーマにどう向き合ってくれるかは、「一緒に悩みや希望を分かち合える相手かどうか」を知るチャンスにもなります。
「欲しいかどうか」だけじゃない大事な話
子どもの話というと「欲しい?欲しくない?」「何人くらい?」で終わってしまいがちですが、実はもっと深く話しておきたいことがたくさんあります。
たとえば
- 仕事と育児の両立はどう考える?
- 家事や育児の分担は?
- 教育にどれくらい関心がある?
- 子どもにかけるお金の考え方は?
こうした「育て方」「家庭のあり方」の価値観こそ、結婚後に表面化しやすい部分です。
だからこそ、できるだけ早いうちからお互いの考えを共有しておくことで、後悔のない結婚につながります。
結婚前に話し合っておきたい「子ども」に関する5つのポイント

「子どもは欲しい?」という問いかけだけで、すべてを話し合ったつもりになってしまうことがあります。
でも、子どもにまつわる価値観には、実はもっと多くのテーマが含まれています。
ここでは、結婚前にパートナーと話し合っておきたい5つのポイントをご紹介します。
お互いの考えや将来のビジョンをしっかり共有しておくことで、結婚後のすれ違いを防ぐことができます。
子どもが欲しいと思う気持ちとその理由を伝える
最初に大切なのは、「子どもが欲しいかどうか」という気持ちを率直に伝え合うことです。
「絶対に欲しい」「まだよく分からない」「子どもを持たない選択を考えている」など、考え方は人それぞれです。
ただ、希望の有無だけでなく、「なぜそう考えるのか」という背景まで話し合うことで、お相手の価値観をより深く理解できるようになります。
たとえば「兄弟姉妹が多くて大変そうだったから子どもは1人でいいと思っている」、あるいは「自分が一人っ子だったから兄弟を作ってあげたいと思っている」といった理由があるかもしれません。
このような話は、その人の生い立ちや家族観にもつながります。
お互いの想いや経験を丁寧に受け止めることで、より信頼関係を深めていくことができるでしょう。
子育てとキャリアの両立について話し合う
共働きが一般的になってきた今、子どもを持つかどうかは働き方やキャリアの選択にも大きく影響します。
「仕事を続けたい」「しばらく子育てに専念したい」など、将来に向けた希望があれば、まずはお互いの考えを伝え合うことが大切です。
実際の働き方や育休制度、収入バランスなども含めて、できるだけ具体的に話しておくと安心です。
たとえば、「出産後は1年ほど育休を取って復職したい」や「子どもが小さいうちは時短勤務にしたい」など、少し踏み込んだ内容も伝えてみましょう。
そうすることで、お相手も自分の働き方やサポートの仕方を考えるきっかけになります。
家事・育児の分担についての意識を共有する
子どもが生まれると、生活は大きく変わっていきます。
新婚のうちは自由な時間が多くても、育児が始まると家事や仕事との両立に忙しくなる場面が増えます。
「子どもができたら手伝う」と言っていたのに、実際には何もしないままだった、という声も少なくありません。
そうしたすれ違いを防ぐためにも、「家事や育児をどのように分担したいか」「疲れているときはどう支え合いたいか」など、日常の中での協力のあり方を早めに話しておくことが大切です。
友人や家族など、すでに子育てをしている人の経験談を参考にすると、より現実的な視点が得られるかもしれません。
教育への思いとお金のかけ方について語り合う
子どもの教育方針も、夫婦間で意見が分かれやすいテーマのひとつです。
「私立に進ませたい」「公立でのびのび育てたい」など、それぞれに思いがあるでしょう。
また、「習い事に力を入れたい」と考える人もいれば、「お金をかけすぎずに自然体で育てたい」と考える人もいます。
こうした価値観の違いは、家計やライフスタイルに直結するため、結婚前に方向性をすり合わせておくと安心です。
たとえば「どんな子に育ってほしいと思っているか」「どんな経験をさせたいか」などを話題にすれば、お互いの理想を知ることができ、今後の資金計画にもつながっていきます。
子どもが授からなかった場合の選択肢を考えておく
少し切り出しづらい話かもしれませんが、「もし子どもが授からなかったらどうするか」についても、あらかじめ考えておくことをおすすめします。
晩婚化が進む中、30代以降で不妊治療を選択する夫婦も増えてきました。
「自分たちは大丈夫」と思っていても、実際には予想外の展開になることもあります。
「治療に踏み切る気持ちはあるか」「養子を迎える可能性についてどう考えているか」「子どもがいなくても二人で生きていけると思えるか」といった問いを通して、お互いの想いや不安を共有しておくと、いざというときにも冷静に向き合いやすくなります。
今の時点で明確な答えがなくても問題はありません。
ただ、自分の気持ちを言葉にして伝え、お相手と一緒に考えていける関係をつくっておくことが、何よりも大切です。
意見が合わなかったときはどうする?価値観の違いと向き合うヒント

子どもに関するテーマを話し合っていく中で、「考え方が違ったらどうしよう」と不安になることもあるかもしれません。
実際、「子どもは欲しいと思っている」「正直まだ迷っている」など、パートナーとの間に価値観のズレが生まれることは決して珍しくありません。
しかし、違いがあること自体は悪いことではありません。
大切なのは、「どう向き合い、どう歩み寄るか」です。
ここでは、価値観の違いを上手にすり合わせるための4つのヒントをご紹介します。
すぐに結論を出そうとしない
意見が食い違ったときに、急いで白黒つけようとすると、かえって話し合いがこじれてしまうことがあります。
「今はこう考えているけれど、少し時間をかけて考えてみたい」
「お互いの気持ちが整理できるまで、ゆっくり話していこう」
そんなスタンスで対話を続けていけると、お互いに安心して本音を話しやすくなります。
結論を急がずに、考える過程も一緒に共有できる関係であれば、選択肢も広がっていきます。焦らず、じっくりと向き合う姿勢を大切にしてみてください。
お相手の背景や理由に耳を傾ける
意見が合わないときほど、「どうしてそう思うの?」とお相手の背景に目を向けることが大切です。
たとえば「子どもはいらない」と言うお相手が、過去の家庭環境に傷ついた経験を持っている場合もあれば、「子どもは3人欲しい」と話す人が、自分の兄弟との絆に強い憧れを抱いていることもあります。
実際、子どもに関する意見の違いで悩むカップルの約4組に1組が、話し合いに苦労したという調査結果もありますが、そのうち約8割は最終的に「ふたりなりの答え」を見つけ出したそうです。
そのきっかけになったのは、「なぜそう思っているのか」という理由をお互いに語り合ったことでした。
お相手を否定せずに、その想いに耳を傾ける姿勢が、価値観のズレを乗り越える大きなヒントになります。
自分の気持ちも、率直に伝える
お相手に合わせようとするあまり、自分の気持ちを飲み込んでしまうと、あとで心のどこかにわだかまりが残ってしまうかもしれません。
長く一緒に歩んでいくパートナーとの関係では、お互いが本音を伝え合えることが何よりも大切です。
たとえ意見が違っていても、「私はこう思っているよ」と、落ち着いた口調で自分の気持ちを伝えてみましょう。
「あなたが間違っている」とぶつけるのではなく、「私はこう感じている」という形で丁寧に伝えることで、お相手も素直に受け止めやすくなります。
将来の変化を前提に、柔軟に考える
人の気持ちは、年齢や状況によって少しずつ変わっていくものです。
今は「子どもはまだいらない」と思っていても、数年後には気持ちが変わるかもしれませんし、その逆もありえます。
「今の気持ちはこうだけど、将来どうなるかはわからないよね」といった余白を残しておくことで、話し合いにもゆとりが生まれます。
「絶対にこうでなければダメ」と決めつけず、変化に対して柔軟でいられることが、ふたりにとって大きな安心につながります。
婚活中に子どもに関する希望を伝えるときの工夫
結婚相談所での婚活では、「子どもが欲しいかどうか」や「育て方のイメージ」など、自分の考えをどのタイミングで、どう伝えるかに悩む方も多いです。
お相手との信頼関係を大切にしながら、上手に思いを伝えるためのポイントをご紹介します。
プロフィールでは柔らかく、簡潔に伝える
結婚相談所では、プロフィールを通してお互いを知るところから婚活が始まります。
多くの相談所では、「結婚後に子どもを希望するかどうか」を選択式で表明できるほか、自己PR欄に自分の想いを添えることもできます。
たとえば
「将来、子どもを持つことも考えています」
「子どもについては自然の流れに任せたいと思っています」
「子どもは考えていませんが、穏やかな家庭を築いていける方と出会いたいです」
こうした表現であれば、読む側も無理なく受け止めることができ、柔らかい印象になります。
一方で、「子どもは最低2人ほしい」「子どもが苦手なので望んでいません」など、踏み込みすぎた表現は避けた方が無難です。
本音であっても、初対面前の段階ではお相手に重たく感じられてしまうことがあり、マッチングのチャンスが狭まってしまう可能性があります。
プロフィールではあくまで基本的なスタンスを伝え、細かな価値観や背景は、実際に会ってから少しずつ話していくほうが安心です。
交際中に不安を感じたら、ひとりで抱え込まない
交際が進んでいく中で、お相手の子どもに対する考え方に不安を感じる場面が出てくることもあります。
たとえば
「子どもについて話したときに、相手の反応が薄くて不安になった」
「教育に対する考え方が自分とかなり違っていた」
そんなときは、自分だけで悩まず、結婚相談所の婚活カウンセラーに相談してみてください。
「こんな個人的な話までしていいのかな…」と遠慮する必要はありません。
婚活カウンセラーは多くの相談経験を持ち、子どもに関する話題にも理解があります。
場合によっては、婚活カウンセラーを通してお相手の気持ちを確認してもらったり、うまく話し合えるようサポートしてもらったりすることもできます。
第三者が間に入ることで、二人きりでは伝えにくいことも、スムーズに共有できるようになるケースは多いです。
信頼関係を育てながら、少しずつ伝えていく
子どもに関する希望や価値観は、とてもパーソナルなテーマです。
最初からすべてを伝えるのではなく、少しずつ信頼を深めながら話していくことで、お相手との関係も自然に育っていきます。
無理に早く伝えようとせず、「今の段階で伝えられること」「今はまだ考え中なこと」など、自分のペースで話すことが大切です。
お相手の反応に不安を感じたときは、自分一人で解決しようとせず、プロのサポートを頼ってみてください。
結婚相談所のサポートを上手に活用すれば、デリケートなテーマでも、前向きに乗り越えることができるはずです。
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今回の記事はいかがだったでしょうか。
「子どもは欲しいと思っているか」「いつごろ迎えたいと考えているか」「どんなふうに育てていきたいか」など、こうした子どもに関する価値観は、結婚後の暮らしや人生設計に深く関わってきます。
この価値観は、単なる希望や理想だけでなく、仕事の状況やライフスタイル、家族との関係、経済的な背景など、さまざまな要素の中で形づくられていくものです。
だからこそ、結婚を意識するタイミングで「自分はどう考えているか」「お相手はどう思っているのか」を少しずつ言葉にしていくことが大切です。
話し合いの中で、考え方の違いに気づくこともあるかもしれません。
でもそれは、決して悪いことではありません。
大切なのは、違いを受け入れ、理解しようとする姿勢を持つことです。
正解のないテーマだからこそ、ふたりで向き合い、歩み寄っていけることが信頼の土台になります。
子どもについて話し合うことは、ふたりで未来を描く「共同作業」のようなものです。
すぐに結論が出なくても、焦らず丁寧に気持ちを伝え合っていけば、自然とふたりらしい答えにたどり着けるはずです。
もし「どう切り出したらいいかわからない」「一人で悩んでしまいそう」と感じたら、結婚相談所のサポートを頼ってみてください。
結婚相談所ハッピーブライダルでは、経験豊富な婚活カウンセラーが、お一人おひとりの価値観に寄り添いながら、安心して未来を考えられるようサポートしています。
自分だけで婚活を進める自信がない人や、初めて婚活するという人も、すぐに相談をして解決していくことができ、婚活の不安や難しさを軽減できます。
子どものこと、結婚後のこと、将来の不安や希望など、どんなことでも気軽にご相談ください。
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