【結婚観シリーズ】いつまでも夫婦円満に暮らすために共働き夫婦が上手に家事分担するコツ

いつまでも夫婦円満に暮らすために共働き夫婦が上手に家事分担するコツ

「結婚したら夫はバリバリ仕事をして、妻は家事育児に専念して家庭を守る。」
昭和の時代には、このような家庭が多く見られたものです。

その後、時代の変遷と共に働き方改革が進み、国民のライフスタイルも大きく変化しました。
令和となった現代では、共働きの家庭がスタンダードになってきています。
すなわち、妻と夫が「共に働き、共に家事をこなす」ことがもはや当たり前になりつつあるのです。

しかし、妻と夫のどちらか一方に家事負担が集中してしまうケースもまだまだ少なくありません。
最初にそれぞれの担当を決めたはずなのに、いつの間にか一方の役割が増えてしまい、日々の夫婦喧嘩が絶えない…という話もよく聞く話です。
夫婦円満で幸せな生活を送るためにも、結婚前にしっかりと家事分担を決めておくのは肝心です。

今回は共働き世帯の家事分担の実情をもとに、家事をうまく分担するコツなどをご紹介します。 結婚後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、夫婦がお互いに家事を分担することの大切さについて、あらためて理解と認識を深めておきましょう。

目次

男性も家事を分担するのが当たり前の時代に

男性も家事を分担するのが当たり前の時代に

世の中の流れとしては、男性の家事・育児参加を推進する風潮が高まっており、家事・育児は夫婦で支え合って行うものと考えられるようになっています。
企業もワーク・ライフ・バランスについての取り組みを進め、男性の育休取得を促す取り組みも進んでいます。
実際に、男性の育休取得率(出産時特別休暇制度など)100%の実現や、子どもの学校行事出席のための有給取得を積極的に促す企業も増えています。

さらに育休だけでなく、在宅勤務の普及も見逃せないポイントです。
男性が育児をしながら自宅で仕事をするといったケースも増えており、柔軟な働き方が認められる時代になっています。

共働き夫婦の理想の家事分担の割合とは

共働き夫婦の理想の家事分担の割合とは

結婚したら夫婦共に家事をするのが当たり前といわれる時代になりつつありますが、実際に結婚後の夫婦の家事負担はフェアになっているのでしょうか。

内閣府が行った「平成21年度(2009年度)インターネット等による少子化施策の点検・評価のための利用者意向調査」では、満20歳~49歳の既婚者に「家事・育児の分担の満足度」を質問しています。
その結果、「満足している」「どちらかといえば満足している」を合わせた「満足度」は、男性で80.4%、女性で61.6%と夫婦で認識が異なっていることが浮き彫りになりました。
共働き世帯の家事分担がうまくいかない理由として、「家事分担比率」において夫婦間で認識の差が生じていることが理由の一つとして挙げられるでしょう。

夫は自分が3~5割の家事を担っていると考える一方で、妻は夫の家事の割合を1~2割程度と考えており、大きな認識のずれが生じています。
調査結果から、夫は家事を「十分やっている」と自認している一方で、妻は「もっとやって欲しい」と思っているという実情がわかります。

夫に対して妻が抱く家事の不満

夫に対して妻が抱く家事の不満

家事分担によくある不満は男女によって異なります。
家事分担の不満を解決するためには、お互いの考えを理解することが大切です。
妻が夫に対して抱くことが多い不満を挙げてみましょう。

夫が家事分担の偏りに気付いていない

先にも述べたように、妻の多くは夫婦の家事分担の偏りに不満を抱えていると言えます。
大半の家事を妻がこなしているにもかかわらず、夫が家事の全体量を把握せず「自分は家事をやっている」と自己評価していることに対して怒りを覚えるといった声がよく聞かれます。

やってくれた家事が希望とズレている

夫の家事に対するこだわりが自分とずれているというのもよくあるケースです。
例えば、妻は家全体の掃除を頼んだのにも関わらず、夫は風呂場だけを時間をかけて掃除していたというケースや、妻が料理は自分でやりたいと思っているのに、夫がいいことをしているつもりで勝手に料理を作っていい気になっているのがムカつく…などなど。

夫が良かれと思ってやってくれた家事が妻の希望とズレていた場合に、イライラにつながってしまうようです。

言わないと夫が家事をやってくれない

夫が「どんな家事をやってもらいたいのかを具体的に伝えないと動かない」ことも、妻が不満を抱える大きなポイントです。

休日にはお願いした家事をやってくれるけど平日は一切やらない
言われるのを待つのではなく、自分で気づいて動いてほしい
家事のスキルが全くなく、細かく指示しないといけないので時間がかかってイライラする
夫にいちいち頼むのが面倒くさくなり、ついつい自分でやってしまう
といった妻の声がよく聞かれます。

妻に対して夫が抱く家事の不満

妻に対して夫が抱く家事の不満

一方の夫は妻に対してどのように思っているのでしょうか。

細かくダメ出しされるのがイラつく

自分のやった家事について妻からダメ出しをされると、やる気を削がれてしまうという声は多いですね。

良かれと思ってやったことに不満を言われる
手順や仕上がりに対してのチェックが細かすぎる
妻の手でやり直しされたりすると気持ちが萎える
などなど、妻からマイナスポイントを指摘されることで、家事に対する苦手・反発意識がさらに高まってしまうこともあるようです。

仕事で疲れているのに家事を求められる

仕事終わりで疲れて帰ってきているのに、妻からもっと家事をするよう求められ、さらに疲労感が溜まるというのもよくある話です。
自分は家庭での家事も頑張っているつもりなのに、疲れている時にまで家事のことで責められるのは勘弁してほしいもの。

このように、お互いに仕事で疲れているがゆえに、夫婦で家事が押し付け合いになってしまっている場合も少なくありません。

何をどうしたらいいかわからない

単純に家事のスキルがなく、純粋に何をどうしたらいいのかわからないので協力できないというケースもあるでしょう。

良かれと思って自分がやっても『それは違う』『そこじゃない』などと口うるさく注意される
そもそも何をどうしたらいいのか全くわからない
何もできないので見ていたら『言わないとやってくれないから腹がたつ』『考えて動け』などとけなされる

これまで家事をする機会や経験が少なかったという男性にとっては、妻が簡単だと思っている家事も慣れるまでは難しく上手にできないもの。
お互いの家事スキルに差があることを理解して、歩み寄る必要があります。

うまくいかないのはコミュニケーション不足が原因

うまくいかないのはコミュニケーション不足が原因

いくら夫婦といえども価値観や考え方は人それぞれ異なるものです。
家事にしても分担への不満や、実質的な負担に偏りが生じたりすることもあるでしょう。
その大きな理由としては、夫婦間のコミュニケーション不足が大きいと考えられます。

夫婦だから言わなくても分かっていると思わずに、家事の分担についても、会話をよくするなどコミュニケーションを取ることでお互いの考えを伝え合い、解決していく姿勢が大切です。
次の3点に気をつけて、お互いにきちんと伝え合うようにしましょう。

相手に命令をしない

相手にしてほしいことがあるときは、上から目線や命令する口調にならないように注意し、お願いとして伝えるようにしましょう。

例えば
〇〇してもらえると助かるんだけど、お願いしていい?
〇〇してくれたら嬉しいんだけど…
ちょっとお願いしたいことがあるんだけど、お願いしても大丈夫?

可愛らしくお願いされると、「頑張って応えてあげたい」「仕方ないなぁ」などと感じて素直にやってくれるかもしれません。
お互いの気持ちを大切にすることによって、家事に気持ちよく協力してもらえるでしょう。

自分がしてほしいことを具体的に伝える

「いちいち言わなくても、私が困っていることを察してほしい」
「私の状況を見て、自発的に手を差し伸べてほしい」
などと思っていても、お相手にはなかなか伝わらないものです。
健全でスムーズに協力し合うためには、その時の自分の状況と、何をしてほしいのかを具体的に伝えるようにしましょう。

例えば
火を使っていて手が離せないから、少し子どもを見ていてもらってもいい?
買い物の荷物が重いから、車で迎えに来てもらえると助かるんだけど、お願いできるかな?
といったような感じで優しく伝えるようにしてみてください。

不満はその場ですぐに伝える

不満を感じることが起こったらすぐにその場で伝えるようにしましょう。
その方が円満に済むことが多いです。
時間が経ってから不満を伝えてもお相手は覚えていないことが多く、自分のミスをイメージしにくいでしょう。

また、後から伝えると、自分がずっと我慢していたような印象を与え、大きなプレッシャーやストレスを感じさせてしまうかもしれません。
不満を感じることを伝える際、ユーモアを交えながら伝えるのもポイントですよ。

家事分担がうまくいくための秘訣

家事分担がうまくいくための秘訣

ここまでで、家事分担に対する夫婦の意思疎通は、一つずつ段階を踏むことが大切であることがお分かりになったと思います。
そう考えると、それほど難しいものではないと感じた方も多いのではないでしょうか。
夫婦の家事分担がうまくいくための秘訣として次の4つが挙げられます。

普段の家事を可視化する

家事分担を成功させるためには、まず普段の家事全てを見える化することから始めてみましょう。
掃除や洗濯、日用品の買い足し、日々の細かな片付け…など、家庭の家事をリストにしてみます。

リストができたら、それぞれの家事にかかる時間や頻度、労力などについて話し合って共有しましょう。
夫婦のどちらか一方でも家事の全体量を把握していないと、自分が家事全体の何割ぐらいを担っているのか正確に把握できません。

家事の分担について夫婦間で認識のずれが発生しないように、家事の総量を夫婦で確認・共有し、それぞれの担当を決めていくようにしましょう。

家事分担について定期的に話し合う

家事分担について一度話し合って決めた後も、定期的にお互いの家事の出来具合や分担について振り返り、話し合うことも大事です。
実際に担当を振り分け、取り組んでみることで、初めて課題が浮かび上がってくることもあります。
どちらかの負担が大きいという場合には、再度割り振りを調整する必要があるでしょう。

また、子どもの成長や引っ越し、リモートワークによる在宅時間の増加など、ライフスタイルの変化に伴って必要な家事の種類や量も変化していきます。
家庭内で変化が生じたタイミングで改めて話し合うようにしましょう。

相手への感謝の気持ちを大切に

家事は夫婦がお互いに主体的に関わって行っていくものです。
どちらかが担当するとしても、それは相手がやって当たり前のものではありません。

家事をお願いする場合は、常に相手に感謝の気持ちを伝えましょう
感謝されることで、家事を続けていくモチベーションも高まります。

お相手の家事のやり方に口出ししない

家事の分担で気を付けたいのは、相手の家事のやり方に口を出さないことです。
家事を任せるたびに細かく指示をしていたら、お相手にとって「やらされ仕事」になり、モチベーションが下がります。
お相手が家事をやりたくなくなってしまうと、分担もうまくいきません。

お相手の家事のやり方が気になってしまうことはあるかもしれませんが、一度分担した以上は相手に任せきる覚悟を持つことも大事です。
自分で決めたルールにこだわりすぎてしまうと、双方が不幸になってしまうかもしれません。
どうしても相手の家事のやり方が気になる場合は、家事が終わったあとに丁寧に説明するなど、相手の気持ちに配慮することが大切です。

共働き夫婦がもっと家事をラクにする方法

共働き夫婦がもっと家事をラクにする方法

共働き世帯の場合、お互い仕事があるため家事に割ける時間も限られています。
時には家事の負担を減らした方がよいという場合もあるでしょう。

そこで、そのような場合に備えて、「もっと家事をラクにする方法」を考えるのも一つの手段です。
ここでは家事負担を減らすおすすめの方法についてご紹介します。

ネットスーパーを利用する

夫婦で共働きをしている場合、外へ買い物に行く時間も取れないほど忙しい時もあります。
そのような場合、買い物の時間と労力を減らすために、ネットで商品を注文すると家まで届けてくれるネットスーパーを活用するのも一つの手です。
ネットスーパーを活用すれば、作業はネットで注文するのみ。重たい荷物を運ぶ必要がなくなるなど、家事の負担を大幅に軽減できます。

また、定期的に食材を宅配してくれるサービスもあり、毎回注文する手間がかからないなどのメリットも多いので利用を検討してみるのも良いかもしれません。

食事は作り置きする

毎日仕事が終わった後、疲れた状態で献立を考えたり料理を作ったりするのは大変です。
そこで、食事は時間があるときに作り置きしておくと便利です。
いつも何か冷蔵庫におかずが入っていると、忙しくて食事を作る時間があまりないときでもそのおかずを利用することができます。

さらにお弁当のおかずとしても利用できるので、食費の節約にもなります。
体力的にも余裕のある休日に料理を作り置きしておくことで、日々の負担を減らせます。
一週間分の料理を作っておき、冷蔵・冷凍してストックしておくのもおすすめです。

便利な家電を利用する

家事の負担を軽減させたい共働き夫婦には、便利な時短家電を使うことが得策です。
食材を入れてボタンを押し、後は待つだけで料理が一品出来上がる炊飯器型タイプの自動調理器をはじめ、乾燥機付き全自動洗濯機や食器洗い乾燥機、ロボット型掃除機など、家事を人間の代わりに担ってくれる家電は今やたくさんあります。

これらの時短家電を有効に活用することで、家事のボリュームは格段に少なくなり、さらにゆとりある生活を送ることができるようになるでしょう。

家事代行サービスを頼む

自分たちだけで分担しながら家事を頑張っても、なかなか全てに手が回らず、完璧なところまでできないこともあるでしょう。
そのようなときは、プロの家事代行サービスに頼むのも一つの手段です。

家事代行サービスは、洗濯・買い物・調理など、自分たちに代わって普段の家事を代行してもらえるので、気持ちにも余裕が生まれてきます。
家事に追われず、ストレスフリーな毎日を過ごすことで、夫婦一緒にゆっくりとした自由な時間を過ごすことができます。
夫婦仲が円満になるのはもちろん、楽しい会話も増えるはずです。

家事代行サービスは時間単位での依頼などプランが多彩なので、ライフスタイルにあわせて依頼しましょう。

外食・フードデリバリーサービスを活用する

忙しくて料理を作れない場合は、外食やフードデリバリーサービスを活用するのも、家事の負担を少なくするための手段の一つです。
日頃がんばって家事をしているご褒美として、たまに利用して楽をすることも必要です。

最初が肝心!家事分担については結婚前に話し合っておこう

最初が肝心!家事分担については結婚前に話し合っておこう

今回は、男女間での結婚観の違いによく挙がる「家事分担」について解説してきました。
結婚観の違いは結婚をする上で、非常に大事な位置を占めています
結婚したものの、お互いに全く違う価値観を保有したままならば、ストレスに満ちた結婚生活はいつか破城してしまうかもしれません。

そうならないためにも、お互いの結婚観を尊重し、その違いを埋めるためにどのようにお互いが譲歩していくのかということが大切なのです。
結婚観の違いを受け入れ、お互いに歩み寄る姿勢があれば、結婚生活はきっとうまくいきます。
2人でよく話し合い、自分たちの新しい結婚観を作り上げていってくださいね。

香川・愛媛で同じ結婚観のパートナーと出会いたいなら結婚相談所ハッピーブライダルへ!

香川・愛媛で同じ結婚観のパートナーと出会いたいなら結婚相談所ハッピーブライダルへ!

結婚相談所ハッピーブライダルでは、プロのカウンセラーがあなたの結婚観にピッタリ合うようなお相手をご紹介しています。
スピーディーに結婚したいながらも絶対に失敗したくないという方の婚活を、親切丁寧にサポート。
経験豊富なカウンセラーが親身になって相談に乗りますので、婚活のお悩みはぜひお気軽にご相談下さい。

結婚相談所ハッピーブライダルは全国 No1・2・3の大手連盟にも加盟しており、大手紹介システムが全て使えるため、他の結婚相談所に比べてご紹介可能人数が圧倒的に多いことと、高い交際率・成婚率を誇ります。
また、16軒の結婚相談所が加盟している四国エリア最大級の結婚相談所連盟KMA(一般社団法人かがわ結婚推進協会)にも加盟しており、独自の登録会員数は香川県・愛媛県で約500名在籍、会員制の婚活パーティーも開催しておりシステム非掲載の会員様もご紹介することが可能です。

結婚相談所ハッピーブライダルは28年以上の運営実績があり、香川県・愛媛県を中心に岡山県・徳島県・高知県などの隣接県とのご縁も橋渡しする地域密着型の結婚相談所です。
お相手選びから交際・婚約・結婚に至るまでフルサポートします。
また、担当カウンセラーへの連絡もメールや電話は当たり前、LINEで24時間レスポンスよく連絡も取れます。
どんな時でも、些細な相談事でも、いつでも気兼ねなくご連絡ください。

結婚相談所を利用しているものの、誠実な男性となかなか出会えず、うまくいっていないという方や、現在の結婚相談所との掛け持ち、乗り換えをお考えの方のご相談やサポートにも対応させていただいております。
知識と経験豊富なスタッフが誠心誠意サポートしますので、まずは一度、お気軽にご相談ください。

\ まずは最初の1歩を踏み出しましょう /

今すぐ試そう!無料紹介体験

実際のコーディネーターと話してみる

婚活がオンラインでも可能!

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次