結婚相談所は売れ残りの人しかいない?そのイメージ、まったくの誤解です!

「婚活で売れ残った人の集まる場所」

結婚相談所に対し、そのようなイメージをもっている人も少なくないのではないでしょうか。
結論から言えば、そのイメージは完全に誤りです。

インターネットやSNSなどで「結婚相談所では魅力のある人と出会えない」という心無いイメージやウワサを目にすると、結婚相談所での婚活を考えている人は「ヘンな人が多かったらどうしよう…」と不安になってしまいますよね。

しかし、実際は売れ残りの男女ばかりではなく、結婚を真剣に捉えている人や、本人は魅力的だけれども忙しくて出会いがないというような人もたくさん登録しているのが事実です。
むしろマッチングアプリや婚活パーティーと比べ、平均年収も高く結婚に真剣で素敵な会員が多数在籍しています。

今回は「結婚相談所は売れ残りばかり」と言われる理由や会員の実態、売れ残ってしまう人の特徴などについて解説します。

目次

「売れ残りばかり」といわれるけれど実態は?

「売れ残りばかり」といわれるけれど実態は?

結婚相談所は決して「最後の砦」ではない

結婚相談所は、いわゆるお見合い結婚をする場所でもあるため、中には堅苦しくて古臭いイメージを持つ人も少なくありません。
また、独力では結婚できない人が「最終手段として集まる場所」というイメージも根強く、そうしたネガティブな印象から結婚相談所を敬遠している人も少なからずいるでしょう。

しかし、結婚相談所はそういった堅苦しいところでもなければ、自分一人で結婚できない人しか集まらないようなネガティブな場所でもありません。

結婚相談所を利用する目的は人それぞれです。
たとえば、仕事が忙しくて婚活に時間を割くことができない人や、転勤で慣れない土地へ引っ越して出会いが減ってしまった人などが結婚相談所に登録しています。
このように、結婚相談所は結婚できない人の最後の砦ではありません。
単に「出会いの機会がないため」「効率よく理想の相手と出会いたい」などという目的で登録している人がほとんどなのです。

普通の人が結婚相談所に入会している

結婚相談所には、ウワサで聞くような売れ残りではなく、ごく普通の人が入会しています。
男女ともに以下のような理由で利用するのが多いです。

  • 出会いが少ない
  • 信頼できる人との安全な出会いを求めている
  • 忙しい仕事のため婚活に時間を割けない
  • 結婚願望のある人と出会いたい
  • 高い学歴や収入を持つ方と出会いたい
  • 相性の良いパートナーとの出会いと恋愛を楽しみたい
  • 婚活にサポートを必要としている
  • 効率的に婚活を進めたい

いずれの理由にせよ、結婚相談所の会員は、「結婚というものを真剣に捉えている人」ばかりです。
信頼できる人や相性の良い人・自分と同じように結婚を真剣に考えている人との出会いや成婚の場所として、結婚相談所は活用されています。

実際に高スペックの人も多数在籍している

実際に結婚相談所にはとても魅力的な方が多数在籍しています。
男性であれば年収1千万円以上の方や、高学歴、なかなかのイケメン、会社経営者や優良企業にお勤めの方もいらっしゃいます。
女性も同様に、若々しく素敵な容貌を持ち、良家のお嬢様や、経済力があり自立している女性も多数いらっしゃいます。

肩書やスペックがいくら良い人でも、先に挙げたような理由からなかなか結婚のタイミングを得られず、長い独身期間になってしまった…という会員がいても不思議ではありません。
結婚相手に求める条件とそのプロセスは人それぞれであり、単に「モテない」や「売れ残り」のひと言では片づけられません。
つまり、「結婚相談所に入会している=売れ残り」というわけでは決してないのです。

結婚相談所が「売れ残り」の先入観をもたれる理由

結婚相談所が「売れ残り」の先入観をもたれる理由

結婚相談所の利用者は前にも述べたように、誠実で信頼性の高い人たちであるのにも関わらず、世間では「売れ残り」の先入観やイメージがまだまだ根付いています。
この大きな理由としては、結婚相談所を利用する人の年齢が考えられるでしょう。
厚生労働省の統計調査では、平均初婚年齢は男性が31.1歳、女性は29.7歳。

一方、結婚相談所連盟「IBJ」のデータによると、結婚相談所の利用者のボリュームゾーンは30代~40代が多くを占めており、平均的な初婚の年齢よりも上の年齢層の方が多いのが実情です。
結婚相談所を利用せずに結婚した人と比べると、費用をかけて婚活している人は売れ残りと感じるのかもしれませんね。
特に女性は、30歳を過ぎると売れ残りと見られる可能性がありますが、実際には婚活を始める年齢としてまだまだ遅くない年齢だと言えます。

婚相談所を利用する人は性格に問題がある?

婚相談所を利用する人は性格に問題がある?

例えば、結婚相談所には見た目が普通以上の、いわゆる美人の女性会員も多く在籍しています。
男性との出会いに苦労しそうにない、誰もが羨む美貌を持っているにも関わらず結婚相談所を利用している人に対し、「結婚できないのには理由があるのでは」と勘繰ってしまう男性も少なくありません。
逆もまた然りです。

  • 何年も付き合っていた恋人と別れ、次は結婚願望のある人と出会いたいと考える人。
  • 嘘のない詳細のプロフィールを事前に確認できることに、魅力を感じて入会した人。

結婚適齢期を過ぎても、結婚できていない全ての人が「性格が悪い」「理想が高い」という訳ではありません。
結婚相談所を利用する理由は、人それぞれなのです。
しかし、あえて結婚できない理由として問題がある点を挙げるとすれば「プライドが高いこと」かもしれません。

 昔からたくさんの異性からアプローチされてきた人は、結婚適齢期をすぎても妥協というのができにくいものです。
 婚活市場においての自分の需要を正確に把握できていない男性・女性も、結婚相談所の会員の中に多からずいることも事実です。

婚活市場で売れ残ってしまう人の特徴

「結婚相談所に入会している=売れ残りではない」とここまで説明してきましたが、残念ながら「売れ残ってしまう」人がいます。
では、具体的にどのような人が婚活市場で売れ残ってしまうのでしょうか。
男女別に特徴を挙げてみましょう。

男性の場合

プライドが高すぎる

プライドが高く、女性に対して上から目線で接する男性は、婚活においても不人気です。
男女平等が当たり前の現代では、無駄にプライドが高い男性は売れ残ってしまいやすいといえます。

結婚できないことに対する危機感が薄い

結婚に対する危機感が薄いことも一つの要因です。
「いつか結婚できればいいや」と現実から逃げているうちに適齢期を過ぎてしまい、婚活において遅れをとることになります。

自己中心的

自己中心的な態度は、売れ残り男性に見られる大きな特徴です。
相手の気持ちを考えず、自分のことだけを優先する姿勢は、良い印象を与えず、婚活の妨げになってしまうでしょう。

恋愛の経験値が低い

女性とのお付き合いやコミュニケーションの経験が少ない人は、女性心理を理解できずに失敗することが多いと言えます。

その他特殊な事情を抱えている

収入面や家族の問題、宗教上の理由など、特殊な事情を抱えていることも売れ残ってしまう要因の一つです。
簡単に解決できない難しい事情を持つ男性は、結婚相手として選ばれにくくなる傾向があります。

女性の場合

理想が高すぎる

男性に対して過度に高い条件を求めることで、出会いの機会が制限されている方もいらっしゃいます。すべての条件がそろうなんてことはまずはありません。
理想を高く持つことは決して悪いことではありませんが、理想や条件面を気にしすぎるあまり、相手の悪い面に目がいってしまい、良い面に気づけず素敵な人を見逃すケースもあります。

相手の悪いところばかりを探してしまう

「あれもダメ、これも気に入らない」とお相手の気に入らないところばかりにフォーカスしすぎて、マイナス評価をするばかりの女性も売れ残りの可能性が高くなります。

相手よりも自分を優先する

相手の予定や条件を配慮せず、自己中心的に物事を進める傾向のある女性も、将来のパートナーとして選ばれずに売れ残りやすいです。

外見や身なりに気を遣っていない

身だしなみに無頓着な女性は、普段から外見を整える努力をしている女性と比べて、男性から注目されにくくなってしまいます。

結婚相談所まかせで、真剣に婚活に取り組まない

積極的に婚活に取り組まず、相手から連絡を待つだけの姿勢でいることも、売れ残り女性によく見られる特徴です。
結婚相談所に入会だけすれば、お相手選びからお見合い、交際まで、すべて結婚相談所がやってくれるもの。
「自分は会費だけ払っていればOKであとはなにもしなくても良い…」なんてことはありません。

結婚するのは、他の誰でもなく自分です。
自らが主体的になって婚活をしなければ、幸せは遠のいていくばかりです。

結婚相談所で理想のパートナーに出会うためのポイント

ここまで述べてきたことを踏まえ、結婚相談所で理想のお相手に出会うための3つのポイントをご紹介します。
結婚相談所の利用を検討している方は、参考にしてみてください。

相手に対して「売れ残り」という偏見を持たない

お相手に対して「売れ残っている」という偏見を持って接すると、その人本来の魅力を見落としてしまう恐れがあります。
結婚相談所での成果や婚活歴だけでなく、相手の人柄・性格・価値観に真摯に目を向けることで、出会いのチャンスを増やせます。
婚活中のお相手に対して常に前向きな姿勢で接し、お相手の本質を見極めるように努めましょう。

自分を売れ残りだと卑下せず積極的に活動する

「自分は売れ残り」というネガティブな思い込みは、自信や行動力を損ない、出会いのチャンスまで逃しかねません。
自分に自信を持ち、積極的に活動することで、魅力的な出会いをきっと増やせるようになります。
自信を持って自己PRし、自分の魅力や強みをアピールするようにしましょう。

自分に合った結婚相談所を選ぶ

自分の性格や理想に合った結婚相談所を選ぶことは、自分にとっての理想のお相手に出会うために欠かせない大切なポイントです。
自分が心から信頼できる結婚相談所であれば、自身の希望や要望を理解し、適切なマッチングを提案してくれるはずです。

結婚相談所は、それぞれで特徴やサービス内容・料金体系などが異なります。
結婚相談所を選ぶ際には、まずは自身の要望や条件を明確にした上で、それぞれの結婚相談所の特徴やサービス内容、料金体系などを比較しながら、自分に合った結婚相談所をじっくりと見極めましょう。

SNSやネットの口コミ情報にふりまわされない

SNSやネットの口コミ情報にふりまわされない

「結婚相談所は売れ残りばかり」。
ネットやSNSには一部の偏った考えを持った人の心ない書き込みがどうしても後を絶ちませんが、ここまで述べてきた通り、結婚相談所にいる会員の人たちは、決して売れ残りの人ばかりではありません。
悪い口コミの中には、結婚相談所に入会していないのに関わらず、イメージだけで決めつける無責任な情報があることも否めません。

結婚相談所の会員は、学歴が良く職業・年収が安定している人や、誠実な理由で登録している人がほとんどです。
しっかりとした志と希望を掲げて前向きに活動し、素敵なお相手と出会い、成婚退会している会員もたくさんいらっしゃることは紛れもない事実です。
心無いネット情報に安易に振り回されないようにしましょう。

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